寝言でご飯 Mk-Ⅱ

趣味方向で書きたいモノを不定期で書いている所。

戦国†恋姫X ~乙女絢爛☆戦国絵巻~ 感想

『戦国†恋姫X ~乙女絢爛☆戦国絵巻~』応援中!

 

というわけで戦国†恋姫をクリアしたので適当に。

 

発売してから1週間ちょいで終わった所からそこそこ集中して尚且つ楽しめて終われたかなぁという余韻を味わっている所です

 

・シナリオ

今作を楽しむにあたってまず同ブランドの「真・恋姫†無双」辺りの知識は必要かなーと感じた

前の記事にも書きましたが自分は真・恋姫†無双とあっぱれ!天下御免のみプレイに留まっているのでなんで真・恋姫†無双の主人公がかの三国の英傑共と現代日本で同居してるのかはわからない、その辺はここ最近まで出ていた奴で補完出来るんでしょうかね

恋姫†無双をやっといた方が良い理由ですがちょこちょこキャラ名(真名だったり字名だったり)が今作主人公から時折発せられるから

自分は思い出しつつプレイする事が出来て懐かしかったけど、その辺の知識が無いと頭に?マークしか浮かばないかなーと、楽しむ上で致命的だとは思わないけどそこがまず一つ。

シナリオ全般に関してざっくり感想を述べるなら楽しかったです

随所に散りばめられた熱い展開・名乗り、誰か一人は絶対ツボに入るだろうという勢いの数多い魅力的なキャラクター、凄い良かったと思います

ただ全体的に北条編まで含めた場合の前半にピークを迎えてそこから緩やかなれど右肩下がりな印象はあったかなと感じた

その理由は最初から最後まで事ある毎に発生する主人公に対する「剣丞(主人公)は蕩しだね」「そんな事無い」の下り、ある地点から敵が「鬼」ばっかりになる所かなぁと漠然と感じました。主人公に関しては後述します

個人的に金ケ崎撤退戦まではガチだと感じた、特に桐琴さんが殿をした際に鬼軍団に発した口上、これが凄い良かった

その後は言ってしまえば主人公が女の子蕩して鬼と戦うだけなんです(熱い展開はそこそこあるが前述の通り金ケ崎撤退戦には及ばないと感じた)、なのでこの辺が好みの分かれどころといった感じか。

 

・キャラクター

一人一人解説してたら埒があかないくらいのキャラ数なので、やってて気に入ったキャラを選抜してって感じでいきます

 

・新田剣丞(主人公)

お気に入りというわけではないがまず此奴について語らねば始まらないと思うので

真・恋姫†無双で猛威を振るった(種馬的な意味で)本郷一刀の甥

のんべんだらりとしてるがいざとなれば正義感溢れる現代っ子って印象

だが叔父である本郷一刀の元でかの三国志の英雄に教えを受けてるのもありスペックはそれなりに高い

今作において彼も血が騒いだのか戦国†恋姫の世界を駆け抜けつつ女の子を蕩しこんでいきます

シナリオ欄で触れた通り序盤から終盤まで続く蕩しの下りを許容出来るか否かが鍵となっており、それ+謎鈍感が発生するので好みは分かれるかと思います。

自分は嫌な主人公だと思わなかったけど何度も言うが蕩し下りが多すぎる。

 

・足利 一葉 義輝

暴れん坊きかん坊公方様

こいつが突然ガラッと現れると笑いが発生する法則、更に忠義に厚い(?)腹心も加わって隙が無い

全体通して出番も多くおいしい所を掻っ攫うので優遇されてます

征夷大将軍のくせに戦でやたら前線出たがって駄々をこねるとか何この可愛い生き物となり、日常シーンで時に公方であり時に剣丞の嫁であり、その人物としての思想が魅力的に仕上がってる戦国†恋姫でかなり良いキャラかなと感じました

三千世界で愛紗ちゃん達の刀呼び出しちゃう程度には凄い

 

細川 藤孝

公方を語って此奴を語らない事ありえなし

征夷大将軍側近にして今作公方とコンビを組んでの会話劇は天晴!と言いたくなる

一葉とセットが多く出番が公方の妹君より多くなっている

普段はのらりくらりと智謀を巡らせているが武の面でも強かった、彼女が一度だけその本気を出すシーンは思わず「かっけぇ・・・」と呟いた

中の人も良い人宛てがっており会話劇を更に盛り上げる

あえて剣丞ハーレムに正式加入しなかったのも○

 

蜂須賀 転子 正勝

通称ころ

物語序盤も更に序盤から登場してその後濃い面子がどんどん加入していくにつれて器用貧乏であるが故に存在感が薄くなっていく・・・という自虐ネタで逆に存在感があったと思う

残念ながら物語後半に差し掛かって甲斐編で主人公と離れる事もあり出番が少なくなる

その代わり序盤から続く縁の下の力持ちっぷり、その人となりと可愛さは立派に今作の癒し要素として機能していた様に思う、剣丞が各地を渡り歩けたのは彼女の存在があってこそだと強く思う。

 

本多 綾那 忠勝

今作時点で恐らく(個人白兵戦において)作中最強の子、本多忠勝は傷つかない

物語序盤、織田家上洛から出番が始まりその活躍はラストの北条編まであり文句無しの出場率

作風上強い娘は一杯居るけどその中で更に頭一つ抜けてる、戦闘狂かとおもいきや平和を望む考えも持ちあわせており天は二物を与えてしまった

彼女はお家流(今作における必殺技)を持たないがプレイしてると彼女自身がお家流であるという解釈が一番適してると感じた、一種の呪いとも

なんと甲斐編のボス的存在の鬼化信虎おばさんをタイマンで2度に渡り一方的にボコってしまうという活躍をみせられてはもうプレイヤー側は謎降参をするしかなくなるという仕組みだ、実に天晴。

 

今川 氏真

織田家京上洛前の松平家合流時にとある村にて行き倒れてる所を剣丞に拾われ以後仲間となる

綾那程ではないが出番もあり剣丞隊の癒し要素として活躍する ママー!

所謂ロリ勢だが身の丈程もあるっぽい刀を用いても強くお家流持ち、子供っぽい面と大人っぽい面が同居していて凄い大物感を漂わせている、いや実際大物なのだけど

北条編では出番が無いがそれまでの奮闘ぶりで彼女の魅力は十二分に伝わると思う

今作でチョメチョメシーンは女の子一人に対して複数充てがわれてる場合片方は女の子が複数人だったりするのだが、彼女の場合その他枠で2回用意されてるだけでなくその2回共にサシである、更にエロい。実に天晴である ※個人差があります

 

・システム

オーソドックスな構築だと思う、幕間劇の選びとかはあっぱれ天下御免思い出した

ただロード画面でデータをロードした後ついそのままマウスカーソルを別データの上に置き画面を連打してると画面暗転したまま別のデータのロードを始めるか否かの選択が出ちゃったりした、まぁ落ち着いてワンクリックのみで待てって話だが

 

・BGM等

OPとEDと共にいい曲だと思う

ED曲は吉野打倒後と北条編後2回流れる、いい感じに終わりの余韻に浸れる曲だと思う

BGMで気に入った所は名乗りとか戦で盛り上がる時にかかる「武士と云うもの」辺りがオススメというか好き

 

・総括

日常の会話劇・戦の熱い展開がとにかく良く効いてる真・恋姫†無双を思い出す出来になってます

序盤、剣丞の元にキャラが集まり剣丞隊が出来上がっていく所が特に面白かったかな

もちろん越後の龍や甲斐の虎や相模の獅子が出てくる辺りも面白いと思うけどそこら辺は均一なんですよね、敵は結局鬼ばかりだし女の子囲い込むのも一緒

シナリオ欄で書いた通り序盤~金ケ崎撤退戦以降右肩下がりは否めない感じが

本編中名前だけでてくる娘が多いんだけど(伊達政宗とか)多分だけど続編に近い物が出ますよねこれって感じの部分も多少ありました、独眼竜美少女化は昨今珍しくもないだけにやらない手は無いと思う(買うとは言ってない)

面白かったし丁寧な作りだと思いましたが述べた通りの事があるのも事実だなぁと改めて思った次第

 

5月は特にエロゲーの購入予定はないが何か無いか探して買うかもしれない

積みゲーから目を逸らしつつ)