寝言でご飯 Mk-Ⅱ

趣味方向で書きたいモノを不定期で書いている所。

ガールズ&パンツァー劇場版 適当に書きたい事書きました。ネタバレ全開

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色紙もらった

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劇場版ガルパン戦利品。お疲れ様でした

どうもです、画像はガールズ&パンツァー劇場版の公開初日の自分の行動&戦利品だ。

待ちに待った公開初日、まず予め応募して念願の当選を果たした新宿バルト9の初日舞台挨拶に行く事に。

 

出演者詳細は割愛してあんこうチームの面々+井澤詩織さんでした。

 

舞台挨拶ではあんこうチーム一人一人に劇場版の見所だったり

好きなキャラ&自分のキャラの見所等がトーク内容でした

覚えてる限りだと

茅野愛衣「さおりはいつも通り、華さんのキツいツッコミに注目」

井澤&井口(?)「麻子とそど子の絡みが本編と違って面白いです(笑)」

中上育実「ソーセージ持ってる時の秋山殿の顔に注目」

尾崎真実「華さん本編以上にキモが座ってます」

渕上舞「本編より更に成長しているみほだけど、作戦名等にやっぱりみほなんだなって所がある」

違ったりしてるかもしれませんがご了承を、割愛しますが大体こんな感じでした。

 

さて実際その劇場版本編はどうだったのか

一言で言えば最高

TV版を踏襲して捻った展開、各戦車の動き・音、全てが高水準

前半で各キャラへの出番の割り振り、新たな試練、からの後半怒涛の戦車戦

ガルパンともかれこれ3年くらいの付き合いになりましたが集大成と呼ぶに値する素晴らしい物でした

 

ではその劇場版の流れを順に追って ※ここからちょっち長いです

まず大洗市街戦、親善試合エキシビジョンマッチ、いきなりゴルフ場バンカーに押し込められてるグロリアーナ

チャーチルに搭乗しているダージリンの台詞から物語はスタート

どうしてまずグロリアーナ組がゴルフ場→バンカーへと押し込められたのかは謎

ここでマチルダ2両がやられているがダージリン動じず、ここはさすが隊長故のキモの座りっぷりか

どうやらプラウダ&クルセイダー4両とは引き離す事には成功した様だが、後ちょっとで仕留められるって所で知波単学園組が吶喊し包囲網崩壊、プラウダ&クルセイダー組が合流し曰くスコーンが割れサンドイッチが完成し立場が逆転

マチルダを新砲塔チハが仕留める事に成功している辺り知波単学園も腕は悪く無い模様

実は試合を観戦しているTVシリーズから名前の存在は確認されていた継続高校、台詞から実はこの親善試合に呼ばれていた様だが隊長曰く

「今はその時じゃない」

だそうだ、出るとしたらおそらく大洗側で出ていただろうが後半に出番を持ってきたいがためにスタッフ側の気持ちが篭った上記の台詞だったのかもしれない

この試合の特徴は実際の大洗の町並みを駆け抜け時にはぶち壊す勢いに満ちた物なのだが、ここら辺で所謂ガルパンが「町おこしアニメ」だという事が伝わってくる

これが嫌だと感じる人もフォロワーに居た、確かに大洗自体に興味が無ければ余計な演出だと取られてもおかしくはないしそれもしょうがないなと感じた

ここでTVシリーズ4話でもマチルダが突っ込んで玄関先を破壊した事で印象深い旅館が搭乗しここに新キャラのクラーラが勢いあまり突っ込むもギリギリ止まる

が、そこに倒した信号機に引っ掛けバランスを崩したローズヒップが搭乗するクルセイダーが車体後部をクラーラ機にぶつけ燃料タンク破損→大爆発、ここでまず劇場が笑いに包まれた

これで多分クラーラ機は戦闘不能で白旗が出てただろうがクルセイダーは出てなかった様で、その後復活してくるんだから驚き

笑いドコロを抜き出すとキリがないが、個人的な見所はKV-2の登場→砲撃かなと

あれは皆「あーあーあー」ってなったんじゃなかろうか

海から出て来た事だってお前どこの怪獣だよとツッコミたくなる、なぜそこに居た(市街戦はKv-2不利としたか)

締めは大洗の水族館かな?仕留めたと思いきやカチューシャ機が壁となり4号が仕留められ終了、結果として大洗組またダージリンに勝てず。

 

次に前半の後半、大洗組に突きつけられる実は廃校です宣言

確かにTVシリーズ本編のあの文科省の人とのシーンであの眼鏡マンは杏会長の

「優勝校を廃校にはしないよねぇ・・・?」

という台詞に無言なんですよね、よもや本当にやっぱり廃校ねって事をしてくるとは思いも寄らず(にしたって抵抗したら学園艦に居る人々の仕事斡旋しないぞとか諸々は横暴だなとは思う)

宿泊施設に移ってからの笑いは完全に風紀委員組に集中してた印象

「風紀委員が地元の学生と喧嘩してま~す!」

は吹き出してしまいそうになった、学園という家でありアイデンティティだったモノを失ってやさぐれる風紀委員のメンタルの質が出てたと思う、にしたって小屋でタイヤに座ってきゅうり齧りつくのはやめよう!

会長が直談判から帰還するときに桃ちゃんが手押し車でパイプイス等を運んでいましたが、あれは個人的解釈をすると桃ちゃんの立場の暗喩だと思うんです

会長が居ない間自分がしっかりしなければならない、だが会長を待てば待つほどその決意は揺らぎ安定せず重荷となり崩れてしまった所に会長が帰還、そりゃ泣くってもんです

 

ここで折り返しして後半の前半、大学強化チームと試合し勝ったら今度こそ廃校撤回

しかし相手が30両(しかも高性能車ばかり)に対して大洗8両、更に試合前日(?)に殲滅戦になりました~☆ときた

その後ダージリンがどうやら各学校に協力を申請している様子が出てくるわけで、ここで大方の脳裏に「やってくれるのか!?」と浮かんだであろう

まさにその通り、なんと大洗学園が戦った各校がテーマソングメドレーで参戦してくれたではないか・・・!ここで自分は感極まりました・・・

ここで前半姿を見せていなかったアンツィオことドゥーチェがオトモ二人と一緒にCVで登場したのも嬉しかった

最初こそP40で来ればいいのにと思ったが重戦車は足りていたし今思うとCVが一番良かったかもしれない、これ以上ない程偵察車両に適していたし

小隊分けや作戦立案を終え(ここも見所)いざ出陣、その両校が出陣する様は圧巻の一言

 

ここで両校の理想な試合運びをなんとなく考えてみた

 

まず大学強化チーム構成

・M26パーシング 20両くらい

・T28 1両

・カール自走臼砲 1両

・チャーフィー 5両くらい(?)

センチュリオン 1両

この構成

試合開始後愛里寿が「まずプラウダと黒森峰の重戦車を潰す」と指示を出している事からもわかる通り大学側が一番まずいのは”大洗組の重戦車郡と真正面から撃ち合い潰し合いになるパターン”上記の構成的にパーシングは性能こそそこそこ優れたアメリカ中戦車だが虎や虎Ⅱ、IS-2といった重戦車と真正面から撃ち合いが出来る程堅牢な装甲ではないので最優先撃破目標となる、次点でファイヤフライ等になるだろう

ファイヤフライの17ポンド砲を警戒している様は試合序盤でナオミが

「自分が(知波単ズの援護を)」

のシーンで砲塔回転してた所を集中砲火浴びて

「援護不能!援護不能!」

となっていた所から伺える、相手の対策が活きており好きなシーンです

センチュリオンが終盤まで戦線を離れ指示に徹しているのはラスボスとして強く印象付け登場させるという制作側の意図を差し引けば、いくらセンチュリオンといえど大洗組重戦車は怖いので下がって指示重視にという見方も出来なくはないと思う、舐めてるとも取れなくもないが考えにくい

 

対して大洗組

こちらの構成詳細は省きますが

とにかく経験と実力で負けてる大洗組は地の利を得て有利に進めたいこっつん作戦

山の頂上を取って左右に展開してるチームを援護・・・といきたがったがここでカールの砲撃によりパンター2両が噛ませ犠牲になり頂上からの援護が望めなくなり止む無く敗走

実際あのカールとかいうのはかなりレギュレーションギリギリで、サンダース組も導入を検討したが協議中だったという代物、文科省の眼鏡さんがゴリ押しで投入認可させたっぽいが・・・(本人は否定

その後プラウダ組のカッコイイシーンなわけですが何度か観ているうちにある疑問が

それは”カチューシャを優先して生かした意味”である

ノンナが

「あなたはこの試合に必要な方です!」

と言いカチューシャを逃し、同時にKv-2も殿をし弁慶の立ち往生

ここら辺の台詞と状況を加味して考えると、理由はカチューシャ自身の人望もあるがカチューシャ機はこの時最後尾を走っている、その前にはKv-2(鈍足)が居て恐らくこのまま敗走しカチューシャが撃破されればプラウダ勢の士気と戦闘を走っている面子も危ないと考えたとみる

事実Kv-2とIS-2とT-34-85を失ってしまったがあのまま足止めせずカチューシャが砲撃を受け続ければカチューシャが撃破されその後もっと酷い状況になってたかもしれない

カチューシャがクラーラが撃破された段階で撤退に切り替えていれば・・・とも思うがそれは部下に優しいカチューシャに対して野暮ってもんです

結果としてティーガー等を逃がす事が出来たのは大きかった様に思う

 

前半の試合運びは両者半分成功半分失敗といった所か

 

試合開始後西住まほが

「時間をかければ経験で勝る相手側が有利になる」

と示唆している通り時間をかければ不利になるのは道理

というわけで試合後半、大洗組は遊園地地帯で遭遇戦に持ち込み勝負に出る

ここで大学側がスモークを炊いて目眩ましをした理由はもちろん西門東門に進軍したのを察知されない目的があるが(それも偵察していたアンチョビにバレているが)次にT28を隠したかったというのもあるだろう

実はT28は一両も大洗組側を撃破出来ていない(まぁあの車両の運用は前線の押し上げとパーシングの壁になる目的が大きかったのだろうが)砲塔無いしね

T28が途中両端の装甲と履帯をパージしているが実車でももちろん可能らしい、そしてWoTプレイヤーにとってはあのパージ後が見慣れた姿であろう

話を戻してこの遊園地戦ではアンチョビCVの偵察が非常に大きな意味を持つ事になる

遊園地戦でセンチュリオンが西側から進入した所を報告したのを最後にアンチョビがチャーフィーに追いかけられてしまい偵察所ではなくなり大洗組は”目”を喪失、その後のセンチュリオンの動向が追えずセンチュリオン無双に繋がったと自分は考える

事実それまでの遊園地戦を有利に運べたのはアンチョビのジェットコースターレールを駆使した偵察が大きかったと改めて考えさせられた

ここでようやく重戦車とファイヤフライは本来の主目的であるパーシング撃破をメインに動く事が出来る様になり着々と撃破していく

この中で自分が特に印象的で好きなのはビルドアップしたアリクイさんチームの西部劇を思わせる演出によるパーシング撃破である、あれをみた瞬間本当に涙腺が勢いで決壊しかけた

親善試合でもT-34を撃破してるしそこが彼女らの初撃破なのだが、アリクイさんチームの秘めたるポテンシャルが発揮され同士討ちでもなんでもなく純粋に相手を実力で撃破出来たシーンであったためすごく感動した

その直前にチヌに対して放たれた砲弾をカチューシャが弾いてるのも感動した、あそこら辺本当好き、カチューシャを励ますシーンから本当好き

大洗組の目が無くなってからは大学側の本領発揮、バミューダアタックによりM4やら重戦車組は沈黙、残りも着々とセンチュリオンに撃破される

センチュリオンの性能は知波単ズ連続撃破と西住姉妹との決戦で(多少誇張もあるだろうが)よくわかると思う

超信地旋回の速さ・17ポンド砲の鋭さに加えて搭乗員が超優秀とくればラスボスにふさわしいと言える、あの西住姉妹が最高のコンビネーション発揮して手を焼く程度と考えるとその恐ろしさが解る(センチュリオン後出しじゃんけんなのは言うまでもないが)自動装填装置とか使ってるんじゃないのか・・・?それは無いか。

 

さて長々と語ってしまったがそんな感じである

特に好きなシーンを挙げるなら”M4の出てくるシーン全般”と答える

上記のファイヤフライ警戒のシーンを含む序盤の警戒進軍シーンや雨天進軍シーンなんか特に良かったですね、雨具着て外にでてるケイさんとか雰囲気でててFuryを思い出しましたわ

いつ隣の林とかからナチス少年兵が飛び出してこないか心配になった・・・わけがないけども

 

さて、いい加減長く語りすぎなのでここらで締めます

総括すると

これを書いてる時点では5回程観ました。待ちに待った劇場版でしたが期待を色んな意味で裏切ってくれて、あんなキャラこんなキャラにもしっかり出番がありTVシリーズで感じていたこんな風になればいいのにと思っていた事が大半叶ってしまった、そんな劇場版でした

本当に、本当に水島監督を始めとするスタッフの皆々様ありがとうございました。

 

ところで2年後に世界大会が控えてるとかありましたねぇ・・・?^^